平等主義暴力

ふくだぺろ

「支配のための暴力」の向こうにある「共在としての暴力」 中央アフリカに住む元狩猟採集民トゥワは、9日に1度は流血の乱闘を起こす。 だが次の瞬間には歌とダンスがはじまり、笑いがはじける。 分断や支配を生まない暴力とグルーヴの探究から感情=身体=政治を問いなおす――― 長編映画『トゥワ歌』を収める特設サイトと連動する、 文字・映像の〈マルチモーダルな知〉の実践へ。 ―「はじめに」より 彼らの暴力には、他人を支配しようとする意志がほとんど見られない。彼らにとって暴力とは、怒りや悲しみといった感情と身体の生成的な交感であり、統制や支配の手段ではない。むしろ暴力を許容することこそが、平等で平和な社会性を生みだす基盤となっているのではないか。 ―「はじめに」より いたるところから噴きだし、乱反射する二〇人あまりの声という声。女、男、子ども、老人。みなが叫んでいる。パパン。パンッパパパン。パパンッパン。二、三、四、五。様々なリズムで声にはさまれ、声を衝き動かすハンドビート。手だけではない。手に持ったサンダルを叩く音。棍棒を地面にたたきつける音。鉈をたたきつける音。 ※フィールドに同行した著者の妻、福田ゆみによる人類学者観察日記つき。 特設サイト 書籍を購入すると、長編映画『トゥワ歌』(173分)、短編映画『ドッグ・シット・フード』(22分)などの映像とテクストが相互に絡み合うマルチモーダルな知の全貌にアクセスできるようになります。 推奨環境 Chrome・Microsoft Edge 111 以降 / Safari 16.4 以降 ※ PC・スマートフォン・タブレットのいずれでも、各OSに付属するブラウザを、可能な範囲で最新に近いバージョンへ更新したうえでの閲覧を推奨します。 ※ スマートフォン・タブレットでは、2023年以降に発売された機種での利用を推奨します。

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