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歌集 Dance with the invisibles

歌集 Dance with the invisibles

睦月 都

角川文化振興財団

予測不能の睦月都ワールドへの招待。 短歌という一ジャンルを超えた、人類の希求に対峙しようとする創作者の最初の書物をことほぎたいーー水原紫苑 猫も雨も風も崖も一体化していくような迫力がある。睦月さんの歌には、様々な境界を越えようとする意識が通底しているーー東直子 意味として言語化・論理化される手前の印象や雰囲気、手触りといったものをコントロールするのが本当に巧みだーー染野太朗 【収録作品より】 春の二階のダンスホールに集ひきて風をもてあますレズビアンたち 木のスプーン銀のスプーンぬぐひをへ四月の午後は裸足でねむる 猫といふさすらふ湖(うみ)がけさはわが枕辺に来て沿ひてひろがる 口紅といふ制度さびれて三度目の春の一千枚目のマスク いつか小さなアパートになつて冬の日の窓辺にあなたの椅子を置きたい

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