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存在しない女たち : 男性優位の世界にひそむ見せかけのファクトを暴く

生活空間でも、職場でも、医療でも、都市設計までも、あまりにも多くのものが男性中心に作られていると著者は指摘する。 男性では(もしかすると女性でさえ)気づきにくい部分まで幅広い調査を行っている点はとても興味深い。 一方で、「男性中心主義」という批判がかなり飛躍している箇所が複数あること(女性用ファッションにおけるポケットやスマートフォンのサイズなど)や、解決への具体的な提言がことごとく欠落している(やればできるはず、やろうとしてない、という程度の意見ばかり)ことが残念。著者はジャーナリストなのでそこまでの期待はもつべきでないのかもしれないが、膨大な調査量にたいして分析が少なく、結果的に社会への文句に終わってしまっている。男性中心主義という語の運用も曖昧で、男女共犯としての性的役割(男性中心主義とは別物)と労働中心主義の交差を男性中心主義と短絡的に批判しているようにも見受けられる。 ただ、男性と女性の生きる視点の違いを知るという意味では読んで無駄になることはないだろう。

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Recensione di ひかる per "存在しない女たち : 男性優位の世界にひそむ見せかけのファクトを暴く" | Bibly