刘慈欣著
Dom Wydawniczy Rebis·2017년·本屋大賞 2020
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何より印象的だったのは、中国文学ならではとも感じられる独特のストーリー展開だった。歴史の大きなうねりの中では、個人はあくまで一つの駒にすぎず、その流れに翻弄されながら生きていく。西洋文学であれば、体制や時代の動きに疑問を抱き、批判したり抗ったりする人物が登場することも多いが、本作ではそうした展開がほとんど見られない。個人が歴史に立ち向かうのではなく、巨大な時代の流れを受け入れながら生き延びていく。その描かれ方が非常に特徴的であり、同時にとても興味深かった。