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ヴァイオレット・ダンカン

(Violet Duncan)  ケヒウィン・クリー・ネイション出身の平原クリー族、そしてタイノ族の一員で、1991年からカナダ国内、そして海外で活躍中。その芸術的な活動はアメリカ、カナダ、ヨーロッパでひとびとのこころをつかみ、ネイティブ・ダンサー、フープ・ダンサー、振付師、ストーリーテラー、作家としての才能を示してきた。たぐいまれなミス・インディアン・ワールドとして、北アメリカ先住民族の顔をつとめた経験ももつ。  また30年以上にわたり、文化アドバイザー、指導補助員、メンター、そしてひとびとに力をみなぎらせる演説者として活躍してきた。先住民族の若者のエンパワーメントに全力を尽くすことを使命としており、その活動を通じて、先住民族の文学、舞台、伝統をひろめる場を設けることを目標としている。  文学を通して、先住民族を描き、文化をひろめねばならないという思いがその創作のモチベーションであり、これまでにI am Native(『わたしは先住民族』)、When We Dance(『わたしたちがおどるとき』)、Let’s Hoop Dance(『フープ・ダンスをしよう!』)といった子ども向け作品を自費出版し、受賞歴をもつ。  その芸術・文学面での功績にくわえ、ヴァイオレットの深い見識は、メンタルヘルスに関連したトレーニングや、伝統儀礼、さらには先住民コミュニティ内での就労といった分野にもわたる。先住民族の若者の福祉、アイデンティティ、帰属意識、リーダーシップに関わるコミュニティの支援活動に向けたカリキュラムを共同作成したこともあり、現在は中学校において、ストレスとうまく付き合い、創造力を爆発させ、自信を高める方法を学ぶ新しいプログラムを企画している。

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