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未遂犯論の構造と実行の着手論

東條 明徳

実行の着手論の通説(実質的客観説)に対し,異なる処罰根拠論に基づく新たな整理を提示する。不能犯論との一元的理解を沿革から問い直し,裁判例分析から実行の着手論は行為の一体性と被害者領域への介入の問題であると示した。書き下ろし5章を含む渾身作。

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