米原 万里
「ツバキ姫」との異名をとる著者(水分なしでもパサパサのサンドイッチをあっという間に食べられるという特技のために)が、古今東西、おもにロシアのヘンテコな食べ物について薀蓄を傾けるグルメ・エッセイ集。「生きるために食べるのではなく、食べるためにこそ生きる」をモットーに美味珍味を探索する。
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ロシア語通訳者・米原万里による、古今東西、とりわけロシアや東欧の食文化を題材にしたエッセイ集。 この本では、食べ物そのものの珍しさだけでなく、「なぜその食べ物がその土地で食べられるようになったのか」という歴史や環境まで描かれる。 特に、少女時代を過ごしたプラハでの家畜の血のエピソード(屠畜場から月に2、3回ほど家畜の鮮血を家庭に届けるサービスがあって、人々は血のゼリーを食べていた)には驚いた。
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