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小川糸
ライオンのおやつ
すごい本だった。主人公の諦念と守ってきた体面とそのために隠してきた願望が死を前にして一気に噴き出す。本当に死んだ人に取材したのかと思われるくらいのリアルさがある。あれだけ出来事がありながら、作中ではわずか1月しか経っていないというのが死を前にした主人公の時間の濃密さを感じさせる。読んでると人生の目標を死から逆算するというのはできないのではと感じた。終末期は自分ではコントロールできない要素がほとんどで、それは環境や病状によるのだから、体が動くうちの目標を立てないと意味がないのだと。
ライオンのおやつ
小川糸
ポプラ社
·
2019年10月
·
本屋大賞 2020
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読者レビュー
U
くれま
@usest_kmax
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更新日
1 か月前