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国際環境法の基本原則

松井芳郎

領域に対する国家の主権的権利とそれと裏腹の領域使用の管理責任ー国際環境法ではおもに経済的・社会的発展と環境保護との相克として現れるこの二つの方向性は同時に、国際社会の分権的構造の下に展開される国際法全般の基底要因に他ならないーその基本原則の分析を通じて国際環境法を国際法全体の中に的確に位置づけることにより、様々な分野の国際法間の相互影響プロセス、すなわち国際法の「相互豊富化」への途を追求する、画期的労作。

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