表現が生まれる アートと障害の現場から
いま注目を集める障害者アートを、読む美術展のように堪能できる一冊。彼らの表現活動に30年以上伴走した著者の語りがあたたかく沁みる。美術家としての視点から36作家を紹介し、創作の背景、作品の見方、巨匠作品との共通点、文学や音楽につながるイメージなどを解説。「アートは社会の下部構造」と説く著者のまなざしは、障害の有無に関係なく、すべての人が持つ「欠損」に向けられる。障害者アートを見る目が変わる。その先に浮かび上がるのは、すべての人が自由に生きるためのヒント。障害者アートから始まる知と生の探究はスリリングですらある。誰もが生きづらさを抱える時代、私たちに必要な「表現」とは? NHK厚生文化事業団ウェブサイト「Hearts & Arts」の人気連載を再構成、アートの根源をたどる美術書にして思想書。
1 冊
