メインコンテンツへ移動
本の詳細を見る

幕末あたりの歴史が好きで、本作も幕末に関係しそうというだけで手に取った。薩摩藩の医師として戊辰戦争に従軍した高木兼寛が主人公である。舞台は1860年後半であるが、200年前でも語学の優位性があることがとても印象的。どこの医学を優先するかや明治にかけての制度設計、諸外国との立ち回りなど(元)薩摩藩の医学関係者としての立場から見聞きされる形で読むことができ興味深かった。時代が味方したとはいえ主人公の勤勉さ、強かさはとてもたくましく、こうした個人の活躍が明治維新のエネルギーとなっているのをひしひし感じる。

更新日

コメント