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図書館にて。関東大震災時に筆者外骨が見聞きしたものを記している。全6巻のうち1巻については、組み師が震災の影響を受けるなど出版が危ぶまれたが、自ら手伝いに行くなどして刊行にありついている。 全体を通じて外骨が科学的な考えの持ち主だったことがわかる。特に、燃えなかった寺社への信仰を皮肉ったり地震は地球が生きている証拠であるという旨の説を載せたりと読者の情緒に訴える書き方はあまりしていない。 けれども市井の人々の苦境は克明に記述しており、本書を震災の記録として後世に伝えようという思いが込められていた。

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