メインコンテンツへ移動
本のページへ戻る

こちらあみ子 (ちくま文庫)

映画『花束みたいな恋をした』に「その人は今村夏子の『ピクニック』を読んでも何も感じない人なんだよ」というセリフがあります。「一体どんな本なのだろう」と興味を持って、この短編が収録されている『こちらあみ子』を読んでみました。結果、私は第三のカテゴリ「物語を理解できない人」でした。何か不穏なことが起きているのはわかったものの、ネタバレを読むまでその意味がわかりませんでした。「ピクニック」のように、今村夏子氏の作品は自己認識が歪んでいる人の視点で人間の心の暗い部分を描き出したものが多いです。ざっくりとジャンル分けをするとサイコホラーになるのかもしれませんが、ありふれた日常を綴る柔らかな文体とのギャップが独特の世界観を生み出しています。

Cookie の利用設定

Bibly を正常に動かすための必須 Cookie と、読者のみなさんの使い方を理解するための任意の分析 Cookie を使用します。

『こちらあみ子 (ちくま文庫)』 についての Shion Honda のレビュー | Bibly