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初のカズオイシグロ作品。音楽と男女の仲がテーマとしてあるようだ。そのせいか読後感は村上春樹に近いと感じた。どことなく頼りない男性とあっけらかんと本質をつく女性、不満や反発をはらみながらもユーモアに溢れている。4作品目「夜想曲」はちょっとした映像作品にありそうなほど臨場感があり、2作品目「降っても晴れても」はアメリカのコメディ番組のようだった。翻訳者の腕もあろうが、とても読みやすい文章だった。

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