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図書館にて。キケロと聞くと詭弁家、衆愚政治という言葉が紐づいており、高校の授業でもさほど取り扱われない存在であったため手に取った。キケロの評価は二分されており、修辞学、雄弁について評価する向きと政治手腕や記述について疑問視する声がある。資料の散逸している部分もあり今後の研究が待たれるといったところだろう。しかしながら、キケロの文章(特に弁論家と実学と哲学の理念的な部分の対立など)には説得力があり、本人の実践はともかく納得感はあった。本の書き方として「言うまでもない」など学者風な表現もあるが読みやすかった。
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