図書館にて。会計の意義や目的の変化を時代背景とともに描かれている。雑学も多くなかなかに読みやすいが、作者の趣味が音楽なんだろうなぁとは感じられた。
図書館にて。ストア派、ネロ帝の家庭教師として有名なセネカだが読んだこともなくまた表題に惹かれて読むことにした。光文社古典新訳ということもありかなり読みやすい。内容としては現代にもかなり通ずるところがあるのではと。「サルタチオ」など現代にないものもあるが、予定なく外へ飛び出し慌ただしく過ごして余裕をなくすというのは耳に痛い。仮に現代にセネカがいたとして、現代で徳を目指す生き方を推奨するだろうか?
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最初は設定は面白いけどなんかつまらないかな?という感じだったが、後半にかけてのピースとピースがつながっていく感じがとても爽快感があった。風刺的な内容(秋葉原や結婚詐欺のオマージュ)がある分グロテスクさがあり読み手を選ぶかもしれないが、それを一つにまとめて小説にできるのは作者の技なんだろう。ただ、クロエの存在が最後まで謎だった。他はそうでもないが、彼女だけ背景情報がない分小説たるための道具のような浮いた感じが…、次回作で解決するのかな。主人公がちょくちょく善悪を判断するのも少しくどく感じた。
渋谷事変あたりまではついてこれたけど、どんどんわかりにくくなってるような…
図書館にて。ふわふわした雰囲気のノアちゃんに苦戦しつつも数学の楽しさを伝える〈僕〉の物語。高校の時に会った塾の先生の授業を思い出して物思いに耽ってしまった…。数学の本というよりは指導法の本に近いのかな。上司が読んで欲しい本かもしれない。 少し残念なのが〈僕〉以外全員女性であることだ。別にフェミニストでもないけども、そんなに女に囲まれる展開ないだろう‼️って。ただの僻みかな?僻みですね。
図書館にて。行列の本は大方計算方法についてがほとんどで行列とは何か?のイメージが掴めないものがほとんどだが、1や0の定義の話やベクトルを用いた説明などでぼんやりとイメージを掴めた。ただ、行列はベクトルや回転などにも応用される分野なので他の作品を読んでからの方が良いかもしれない
神田の出版社から買うイベントで買った本。会話調でとてもわかりやすくて良い!図解されたあたりからわかりにくくなったのでそこからまた再読が必要か。「常に謙虚であるためには批評をしてはならぬ」とのことだが書き連ねはしよう。主人公が教わる集中方法と科学的セミナー(ナポレオンヒル?)を対立させていたが、主人公の教わる集中方法はだいぶ科学的であったと思う。演劇という切り口でそれを解説している点で実用性がだいぶあるのだと感じた。出来の良い本であるだけに誤字が残念。居魚屋はわざとか?
図書館にて。斜め読みだが、本の企画者(素人)から元国税局のライターへの質問形式で進んでいくので読みやすい。これを読むと何か役立つという類ではないが、日頃の疑問は少し解消できそう。株式投資を始めるなら一読しておきたい。
手軽に読めるのは良いのだが、本書の売りとも言える伝説の就業規則はコピーするか手打ちするかしかないので勝手が悪い。ランチェスター経営についてもそこまで触れられているわけでもなく、少しコンセプトがわかりにくい本。あと、個人的な感想だが「社長さん」と呼びかけるように書いているのが少し鼻につく。
条文とその後ろの解説が一対一対応になっており読みやすくわかりやすい。ただ、後半の有期契約社員規則とパート従業員規則の書き方が雑に感じられたのは気のせいだろうか。
図書館で途中まで読んだ本。広告人の人生を中心に広告業界を語ろうという、「桐島、部活やめるってよ」を少し思い出してしまった。広告はグッド・コミュニケーションを目指すものである、予想だにしてなかったものが現れ、それが欲しいものだったなどなかなか良い表現が散見され、広告業の本という感じがする。次回借りるときは最後まで読みたい
図書館にて。河合塾講師の筆者が東大の数学問題の裏に隠れた出題の意図や時代背景を指摘している。忘れている内容もあるなぁと苦笑いしつつ、試験問題はある種の大学(出題者)からのメッセージだと感じる今日この頃。塾講師の著作はたまに何様なんだろうかという部分がある気がするのは気のせいだろうか。
図書館にて。バーミアンの短歌を見て読んでみたくなり初めて短歌集なんてものを手に取ったのだが、これはすごい。短歌のリズムで散文を刻む心地よさ、皮肉を交えた空想と厳しい現実。ページをめくる手が止まらなかった。すぐ読んでしまったのですぐ忘れてしまうかな…。短歌の連続なので一つを取り出しても意味は通じるが、未開封のおもちゃのような取り出してしまうと戻せないような綺麗さがある。 気になったのは作者の性別。現実は現実と割り切る感じは女性っぽさを感じるのだが、記載は特にない。
いただきものの本。たまにクスリとくるものもあるけど刺さらなかったなぁ…。よっぽど追い込まれている人にはいいかもしれないけど
小説を構造的に分解しておりなかなか面白く読めた。小説を構造的に読めだとかプロットだとかいうけれども、ただのストーリーの要約ではダメだと教えてくれた。ナラトロジーに興味があるならおすすめである
読みやすいのだが、なかなか読む機会もなく3ヶ月ほどかけて読破。半導体が国家戦略物資として重要になりつつあるという経緯を説明しつつ、米国や中国、日本のマクロ的な経済政策や戦略について解説している。昨今の$NVDAの高騰や$TSMの熊本進出など興味深いトピックはあるが、国家防衛の観点から眺めるとまた違った景色が見えてくる。他方で需給バランスの難しさもあるので、今のような半導体業界の好景気が終わった後どうなるのかというところが気になるところだ。
図書館にて。最初は「魔の金4」という独自の言葉やコメントカードの引用などおじさん臭さを感じてしまった。内容は各文学を引用しつつ、時代の恋愛観などを解説しておりなかなか面白い。精神科医の中井久夫氏の伝達の6割は落ちてしまう(136問題と定義していた)という報告など、文学だけでなく多方面から展開しているコミュニケーション論である。ただ、コメントカードの引用や随所に挟まる筆者の本筋と異なる意見(原発の必要性など)は必要だったのかと疑問。
直木賞作家万城目学氏のエッセイ。面白かった。人と会話している時に出てこなかった言葉が後々出てきて反省会したりもするのだが、同じ悩みを持つ人がいるのだと少し嬉しい気持ちにもなれた。思わぬところから仲間意識のようなものが生まれるのだと発見。京大生っぽい突拍子もないエネルギーのようなものも感じた。wikipediaだったかでシュールレアリズムの話がされてたように思うけど、万城目学氏も『百年の孤独』は読んでたみたいね。
直木賞受賞作ということで。2作ともスポーツ関係だか描写が上手く心が熱くなる部分があった。狐につままれたような話だが怪談というには少し違うし、心温まる話というのも少し浅い気がする、そうなったからそうなったのだとしか言えないが、京都ならまああるかもなと不思議と思えてしまう。これがマジックレアリズムか?学校の授業とかで扱った場合、「翌日の試合はどうなったかみんなで話し合ってみよう」みたいな野暮な時間があるのだろうか、と全く本筋と関係ない感想を抱いた
図書館にて。イギリス人らしく前提知識がかなり必要な感じ。文面は追えるけど全体としては、資本主義に逃げ場がない世の中でメンタルヘルスの問題が生じているが、官僚的な制度は責任を分散化させながら成果の広報を進めている。という感じでいいのかな? 人材の流動化という大義名分のもと我々も商品化されているが、資本主義を平和的に解体することはできるのだろうか。近年脚光を浴びるのはMMTやビットコインなど金融に関わるものやマーケット理論だが、中央集権的なシステムや非効率性の解消に役立てど資本主義に相対するのは難しそうだ。
人から勧められて。米国では書店がサードプレイスになっているという話もあり興味があった。私の解釈だが、「読書会」と「勉強会」では異なるのだと思う。本書内ではコミュニティとして「文化」や「交流」の大切さを意識しているようで、読書はそのきっかけと位置付けられていると読めた。精神的安全性から「人の意見を否定しない」ことは極めて重要だが、協調圧力や意見の衝突を通じた発見、尖った意見が出にくいなどの弊害もあるのではないだろうか。コミュニティの意味では読書でなくともよいわけだが、啓蒙とのバランス感こそ文化なのだろう。