鬼滅の次に来る作品という噂もありますが、面白いですね。展開が早くてキャラがいい。僕の趣味かもしれんけど、天然で正義感で熱い男みたいなのが流行っているのかしら?
ネット記事でよく解説をしている著者による作品。基本的な心構えからサイトのどこを見れば良いかまで株初心者に向けてかなり至れり尽くせりな内容になっている。一方で具体的な買いや売りのタイミングが記載されているわけではないのでより実践的な内容を求めている場合は別の本の方が良いだろう。
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初めてKindleで読んだ。リスク管理の重要性とチャートによる購入タイミングの解説がメイン。経験談とチャートを掲載しているので納得できる部分が多かった。
幕末期の剣士を描いたアンソロジー。印象的なのは「おれは不知火」、「敗れし人々」、「大きな迷子」の3作品。特に「おれは不知火」の河上彦斎の底知れなさ、恪二郎と村上、お酉の対比は面白かった。「敗れし人々」の近藤像は少し聖人にしすぎな気もするけど哀愁が良いなぁと。「大きな迷子」も救われない榊原鍵吉を、冷静に分析する主人公の良さが際立っていた。志士も誠も、美談とされる要素は孕んでいるけれども、気をつけて見なければ解釈次第で危険な思想になりかねない。視野狭窄ではならぬと教えてくれる良い本であった。
図書館にて。批評家は学者とは異なる位置から対象を評価する、大衆寄りの評価者ということだろうか。「難しさ」と「易しさ」、「個人」と「世間」と「社会」のような対立構造がはっきりと示された上で語られるのでわかりやすくはあるがわからないような感覚に陥る。誰でも参加ができる批評という筆者の立場がよくわかる。ただ『批評の酵母』という表現が一読してよくわからなかった。わざわざ「酵母」という表現を用いた以上、批評は発酵させる必要があるということか?2章の題にもなっているので重要なワードとは思うが最後まで引っかかる。
図書館にて。1〜2ページを用いて浮世絵、数行の日本語と英語の解説文が載せられており美術館を書籍化したかのようである。お化けの裏には逸話や伝説があり、当時の人の生活があると思うととても興味深く面白い。特に海坊主の解説文、船乗りの徳蔵の話は面白く、海坊主に対して「渡世より怖いものはない」と叫んだとのこと。武士の荒々しさやお化けの迫力だけでなく、ユーモアとして風刺として面白い本だった。
図書館にて。想像力についてのエッセイ集。想像力の善と悪の面、想像力は0から1を生むものではない点などの指摘やSF作家の昔話などジュニア新書ということもあり平易に書かれている。
図書館にて。ゲーム理論の入門書の ではあるが、マーケットデザインの話や量子ゲームの話など専門的な内容まで踏み込んでおり面白く、ゲーム理論に興味を持てる。不可能性定理の話などは教科書などには載ってなかったので面白く読めた。量子ゲームについてはSFチックではあるけど、古い戦略しか取れない場合はカモになってしまうので数十年後には必須の教養になっているのかもしれないと感じる。
図書館にて。桶狭間の戦いの終わりまでを描いている。子供の頃読んだ学習マンガのような、うつけが老中の自害にショックを受けて改心して才能が開花したといった物語でなく、常に死との隣り合わせ、伝統に縛られた家来、父の死と老中らの思惑など様々な要素が渦巻く中で、英雄というよりもより人間臭い信長の姿を感じた。合理性を重視したサイコパスな部分も描いているが、いつ死ぬかわからない中で殿として生きる状況ではそうなるのも頷ける。作者のことば、「良い家来は少くないが、良い友人は一人もいない」は作者の信長観を端的に表している
図書館にて。正規分布が三角形であると仮定した場合を元に偏差などわかりにくい概念を解説し、ブラックショールズ方程式まで解説している。数学を2Bまでしかやっていないので後半の数式の解説の部分まではわからなかったが、ブラックショールズ方程式のエッセンスは感じ取れたように思える。
図書館にて。秋葉原無差別殺傷事件の加藤智大氏による著作。「有識者」や捜査機関による犯人像や動機に苦言を呈しつつ犯行に至った経緯や提言を行なっている。その後の報道などへの苦言、訂正がメインだが、犯行に至った経緯を加害者本人が冷静に記述している点で興味深い。直接的な関係者でない我々は一通り納得できる理由を聞いたら満足してしまうが、加害者からすれば報道、判決でさえもその問題究明の部分は納得できるものではなかった。前提がおかしいところはあるが、その土台があったことを考えれば誰しも犯行に及びうるのではないか。
図書館にて。確率編に続いてマクロ編。ミクロとマクロの歴史的背景からじっくりと伝えている。肝心の動的マクロ均衡に関する理論的な説明は少なかったが、物理学になぞらえて経済数学を説明しているのは面白かった。数学的素養を身に付けてから再読したい。
図書館にて。丸山眞男と加藤周一による対談。翻訳をめぐっての対談だが、両名の知識量に驚かされる。何を打っても何か返ってくるだろうという感覚になった。内容としては明治期の西洋文化の受容がメインだったが、翻訳のあり方から当時の世相にまで話が発展させられるというところに脱帽であった。
図書館にて。実はかなり読み飛ばし斜め読みをした。「書き出し」はとても重要なので解説しているのならばということで手に取ったが、ある程度その本を読んでいないとかなりしんどい。読んだことある本や知っている本はすっと入ってくるものの、そうでない本はあらすじを理解しなければいけない。果たしてジュニア新書なのだろうか…?あと、筆者の文体があまり私には得意ではなかった。こういう慣れない本もうまく読む技術が必要なのかな
図書館にて。章立てに1つ1つ書いてあってわかりやすかった。紙のノートとデジタルを上手く使い合わせていたのが印象的だった。掘り下げる技術は本を読む際にも役に立ちそう
図書館にて。特に違和感なく読んでいたのだが、後半の裁判のシーンでその時の場面を判事から糾弾されており、宗教観の違いを感じた。陪審制度ということもあるが、感情的に罪人を死刑にして良いのだろうか、と社会的に弱者をいたぶる様な感覚にも陥った。解説文では「不条理」の話をしていたが、不条理をさほど感じられなかった。ママンの死も、銃殺も一貫性がないとは感じず、むしろキリスト的な価値観をムルソーに強要する裁判の場面に不条理を感じた。読みながらどんどん引き込まれていく感覚がしてとても面白い小説であった。
図書館にて。掲載されている12人、それぞれ面白そうなことから読むことにした。松岡修造のいい人さが光っていた一方、幼少期に苦労したからといって人に優しくなれるわけではないのだと感じた。
図書館にて。神学(特にキリスト教)の立場から悪とは何かを解説する。悪の定義や条件を設定して整理はしており、なるほどと思えるシーンはあったものの、聖書の解説の方に重きが置かれていた。とはいえ私にはない視点の話で映画などを神学的に見る見方など面白い記述もあった。悪が自律的か、善の欠如か、考え込む必要はないけれど、頭の中に入れておくだけでも救われることはあるかもしれない。
図書館にて。半藤氏の著作を引用して筆者の考えを整理しようとする画期的な本。反戦の立場を明確にしつつ、自身の経験や考え、当時のメディアなどへの問題意識を述べつつも戦後の石原莞爾の先見性を紹介したり指揮官を好意的に紹介したりと個々人への敬意は失わずに書かれており好感が持てた。本の紹介としての側面も持っているため、何冊か読んでみたいと思う本も見つけた。戦争ものは忌避されることもあるが、短く読みやすいのでおすすめができる本だった。
図書館にて。バフェット、ビルゲイツという二人の資産家の前評判通り面白い作品であった。今からすると古い話も含まれてはいるが、例えばGEの章など近年刊行されたとしても、規制などは変わっているが企業勤めの社員や役員の心理という意味で的を得ているように感じる。リリエンソールの章など今の自分とは遠くかけ離れた成功のキャリアを歩んでいるわけだが、その中にも陰りを描いている。そういった細やかな描写が読んでいく上で飽きさせない仕組みになっていると感じた。
図書館にて。海外読者に向けた5名の人物伝の体をなしつつ、キリスト教国への日本の精神の紹介を行っている。中江藤樹が仏陀の傲慢さを指摘する一方、日蓮上人を紹介するなど伝統的な仏教への懸念(?)を示していたかと思えば、二宮尊徳、西郷隆盛などでは「天」について述べており、キリスト教への対抗意識や自身のアイデンティティの確立や日本人キリスト教者として対外的な発信を行なっているようにも見える。二宮尊徳の話は身分制度や学問の自由という苦境に負けずに努力したという話だが、美化してブラック企業などの論理に使えそうと感じた。
図書館にて。渋沢栄一が生まれ〜大蔵省退官までを物語っている。一橋公のそばにいた分、当時の情勢や事件などの情報をよく仕入れていると感じた。蛤御門の変や天狗党の話など大きな事件だったのだと改めて感じる。一方、まだ歴史的に振り返っていないためか、伊藤博文や大隈重信、井上馨などは職場の上司程度の距離感での言及が新鮮であった。井上馨の評価は書籍によって大きく変わるが、渋沢栄一からの視点はそれほどネガティブな印象はない。途中から喜作の言及が無くなったり別れの手紙(のように読めた)を送ったりと人生観が出ていた。
図書館にて。オレキシンの発見に関わった睡眠研究者による著作。脳の機能に関する説明も多く、睡眠と脳の機能が大きく関わっていることがわかる。特にレム睡眠とノンレム睡眠の違い(例えばコリン作動性システムや運動の関係)などの解説や、米国では睡眠研究が進んでいることなど興味深い発見があった。また、睡眠に良いとされるGABA入のチョコレートについて著者が懐疑的なことに衝撃を受けた。